【プログラム】パラスポーツ選手にまなぶ『はやく走るためのコツ!』

パラスポーツ選手にまなぶ『はやく走るためのコツ!』プログラムを実施しました。

こちらのプログラムはパラスポーツ選手の重本沙絵選手とオンラインでつながり、子どもたちの走り方をみて、アドバイスをいただけるというものでした。

参加者は21名。
1年生~6年生まで参加してくれました。

子どもたちは重本選手をまっすぐ見つめ、熱心に耳を傾けていました。

まず最初に、重本選手が陸上を始めるまでのことやパラリンピックのこと、重本選手自身のことなど、様々な貴重な話を聞かせていただきました。子どもたちがより楽しめるように、紙と鉛筆を使って、利き手じゃないほうで文字を書いて不便さを体感してもらったり、その感想を伝えてもらったり、重本選手の自己紹介をクイズ形式にして考えてもらったりしました。

そのあとは、走る基本として4つのステップを伝授していただきました。
1、うでの振り方

2、歩幅のこと

3、クラウチングスタートの仕方

4、走り方のフォーム

子どもたちは重本選手のアドバイスをしっかりと受け止め、
すぐにフォームを身につけていきます。みんな、真剣に取り組んでいました。

そのあとは質問コーナー。
様々な質問が出ましたが、一番印象的だったのは、6年生からの質問でした。

6年生は大舞台にたった重本選手にしか聞けない質問を投げかけます。
「私もスポーツをしていて、スタートラインに立ったときにとても緊張してしまいます。
重本選手は大きな大会などで緊張したとき、どのように心を整えてますか?」

これには、重本選手からも「とてもいい質問をありがとう」との声。
「コースのことや注意することなど、シミュレーション的に具体的なことを考えるようにしています。」と答えてくださいました。

重本選手は子どもたちの気持ちにこたえるよう、ひとつひとつ言葉を届けてくださいました。
質問した子どもたちは、重本選手のアドバイスに深くうなづきながら画面と向き合っていて、ずっと忘れない思い出になったと思います。

プログラムが終わったあと、子どもたちに「今日も楽しかった?」ときくと、
「すっごい楽しかった。重本選手に会えてよかった!」と感想を伝えてくれました。

子どもたちにとっても、大人たちにとっても、とても貴重な時間になりました。

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