29 Jun 2020
こんにちは!
しとしとと雨が降る梅雨の時期に入りました。
子どもたちは雨なんてなんのその、
毎日元気に過ごしています。
6月に入り、学校が開始されてからは
利用人数も平均20名になりました。
少しずつこれまでのアフタースクールの姿が戻ってきています。
コロナの対策は徹底しつつ、
子どもたちにはこれまでと変わらないアフタースクールでの時間を過ごしてもらいたいというのがスタッフの願いです。
最近では子どもたちを分散させつつ、楽しんでもらえるような企画をと考え、
毎日単発の工作プログラムを開講していました。
これまで開講したプログラムは
ご家庭でも簡単に制作できる牛乳などの紙パックを使った「フリスビー」や「ぶんぶんごま」
時節に合わせた「水族館ミニわなげ」や「父の日の贈り物カード制作」、「七夕に向けて短冊を書こう」です。
「父の日の贈り物カード」の様子はこちら↓
「父の日の贈り物カード制作」は画用紙と折り紙を使って
ワイシャツとネクタイを表したメッセージカードを制作しました。
折り紙でネクタイを折るのが少し難しいのですが、
スタッフが前で見本を見せながら折っていくと、子どもたちは1段階1段階しっかりと話を聞いて、丁寧に折っている姿が印象的でした。
この作業のなかに子どもたちの家族を思う気持ちが込められているように感じました。
中のメッセージも色ペンを使用し、子どもたちの気持ちがしっかり表されています。
牛乳パック工作の様子はこちら↓
子どもたちは楽しむことがとっても得意です!
フリスビーが完成したあとはただ投げるだけでなく
オリジナルの的も作って、そこに向かって投げて楽しんでいました。
ぶんぶんごまは制作したあとに課題が…。
皆さまはぶんぶんごまを回したことはありますか?
あのブーーンブーーンという感覚、何ものにも代えがたく、
何度も回転させたくなりますよね。
しかし、あの回転、最初はうまくいかなかった経験はありませんか?
そう、今回、1年生はその壁にぶつかりました。
糸を強い力で引っ張るので、手が痛くなることもあったのですが、
「できるまで諦めない」と向き合っている姿がまぶしかったです。
一日の終わりには回すことができるようになっていて、
「回せるようになったよー!」と教えてくれました。
ご家庭のなかにある紙パックに少しの工夫をするだけで、
子どもたちはこんなに集中して制作し、楽しめるので、
ぜひご家庭でも制作してみてください。
「水族館ミニわなげ」の様子はこちら↓
今回制作したわなげは、
輪投げのミニチュアがカップの中に納まり、
振って的に輪をかけるものです。
これから暑くなってくる夏にむけて涼しくなってもらおうと
清涼感のある「水族館」をテーマにあげていたのですが…。
子どもたちは水族館という枠を飛び越え、
自分のテーマをもって思い思いの作品を制作していました。
的の大きさ、高さ、輪の大きさを細かく微調整して、
こだわりのつまった作品ができあがりました。
友だちの作品も鑑賞し、
「この色きれいだね」「これは何?」など会話をしていました。
この会話のあとに「つぎは〇〇くんみたいにこういうの作りたい」という声も上がっていました。
子どもたちはお互いの作品を鑑賞することで刺激を受け、
次の創作意欲にもつながっていっているようです。
友だちと一緒に過ごせる大切さ。
今まで当たり前だと思っていた時間が
どれだけ子どもたちの感性を養う大切な時間だったのかということを改めて実感できた時間でした。
続きは「6月の子どもたちの様子②」で。