夏休みプログラム「むしのせかい」

「むしのせかい」についてお届けします。
日本生態系協会から白鳥先生をお招きし、身近な自然を楽しむプログラムを実施しました。 

まず、よく目にするチョウ「モンシロチョウ」をおもいだし、
その姿をどれだけ覚えているか、真っ白の紙に描いてもらいました。
みんな、「うーん」「こんなかんじだった気がする」と描いていきます。

紙いっぱいに大きく描いたり、実寸大で描いたり。
とても上手ですね!

 

描いた後は昆虫の体の仕組みについて学びました。

身体は何節に分かれているか、足はどこから出ているか、足は何本か。
知っている子どももいましたが、
みんな真剣に先生の話をきき、昆虫の基礎知識を習得していきます。

「そっくりな虫クイズ」ではみんな積極的に答えていました。
外れても「へーーーー」と、驚いたり、納得している様子で、楽しそうな印象を受けました。

昆虫の基礎を学んだあとは、成長によって、生活様式が変わるトンボに注目。
トンボは、幼虫は水中で暮らし、成虫は空を飛び回ります。
面白い昆虫、トンボの暮らしを学びました。

トンボは種類によって、暮らす自然が違うそうです。
プールにいるのはシオカラトンボ、水たまりのような場所にいるのはウスバキトンボ。
そのほかには、流れのある小川にいるのはオニヤンマで、
田んぼのような開けた水辺にいるのはアキアカネなどなど。

座学の後は、
開智小学校のなかの自然に注目しようと、お散歩です。
校庭や校舎まわりに足を運び、
今までは目に留めなかった草むらや木の下をじーーっと眺めます。

子どもたちの顔をみてください。
先生の話を集中して聞きながら、自然に目をむけている様子が伝わってきますね。

学校の中や周辺で見られる生きものを観察。
季節の変化やほかの生きものとの違いに気づいてもらったり、不思議と思うものを発見してもらったり。
子どもたちの興味・関心に寄り添った時間になりました。

虫には様々な自然が必要であること、自然を大切にしていかなくてはならないことも学んでくれたようです。

次は、わくわくこうさくの模様をお届けします!
おたのしみに。

 

関連記事

Copyrighted Image