7 Apr 2022
3月18日に、スペシャルプログラム「レザークラフトで動物をつくろう!」を実施しました!
このプログラムでは、1枚の革を水で濡らして、立体に形作りをして、色塗りをして自分だけのレザークラフトを作ります。今回はティラノサウルス・モササウルス・ユニコーンの中から好きなものを1つ選んで制作しました♪
講師は『革恐竜の先生』こと、山本昌在さん。
レザークラフトを通して「命の大切さ」や「いただきますの意味」を伝えたり、子どもたちが革やアートに触れることで「発想力」や「想像性」を豊かにし、子どもたちが自信を持つきっかけになるよう日々活動されています。
プログラムの冒頭ではこれから使う革についての話をしていただき、子どもたちの理解を深めた上で、制作を始めました。
革は乾物と同じで水に濡れると柔らかくなり、乾燥すると硬くなるという性質があります。
その性質を生かしてスポンジでポンポンしながら革を水で濡らすと、硬くてびくともしなかった革が曲がるようになりました!
色を変えて、見る見るうちに柔らかくなっていく革を目の前に、子どもたちも驚きの声をあげていました。
革が柔らかくなったら、ここからがスピード勝負!
固まってしまう前に手で立体になるよう形作りをしていきます。
しかしこれが意外と大変!革には切り込みが入っているので折るのは簡単なのですが、平面から立体にするのには頭を使います。
どう折ったら立体になるのか、本物のようにするにはどういう形がいいのか、普段考えたことのない視点に子どもたちは真剣に向き合い模索し続けていました。
(↓ 本物そっくりにできました♪)
土台が完成したら、次は色を塗っていきます!
特殊な染料を革に染みこませて色をつけていくため、重ね塗りもやり直しもできません。そのため、あらかじめ塗りたい場所にマークをつけました!
また、染料が飛び散ると自分の作品や周りのお友達の作品にも影響が出てしまう可能性もあるので、筆も丁寧に使う必要があります。
先生から筆の使いかたを教わって塗り始めると、みんな集中して取り組んでいました。
好きなように色を塗ったら、最後にドライヤーで乾かして完成です!!
作るものは同じであっても色をつけることで、1人1人の個性が出た作品に生まれ変わりました!
他にも、自分への誕生日プレゼントにしたり、(”おたんじょうび”とかいてある)
大好きなゲームのキャラクターを描いてみたり、
自分で作り上げたものに失敗なんてなく、子どもたちの笑顔と創造力豊かな世界が広がっていました!!